観光サイクリングin大田区の下見に行ってきました。
集合解散は糀谷駅。高架化されて駅の周辺の雰囲気がだいぶ変わりました。
ツアーの序盤は海苔についてお勉強。
大森海苔のふるさと館へ。
館内に入ると海苔船と映像でお出迎え。
動画をご覧になってから館内を巡ると効率が良いでしょう。
模型など展示も分かりやすいです。
1階と2階が展示室、3階が展望室になっています。トイレも充実。
大森は海苔の養殖業発祥地。昭和38年に大森の海苔養殖業の歴史は幕を閉じましたが、現在でも49社もの海苔問屋や海苔店(大森乾海苔問屋協同組合加盟)が営業しています。海苔のお土産はこちらのふるさと館でご購入できます。
大森駅前には海苔養殖発祥の地の記念碑。2020年4月に建てられた記念碑で、「海苔の枠干し」をモチーフにしたデザインが秀逸です。
馬込文士村レリーフに立ち寄った後は、尾崎士郎記念館へ。
「人生劇場」で有名な尾崎士郎。昭和29年に建てられた居宅のうち書庫、客間、書斎を再現。窓の外から建物内を見学する形ですが、机周りなど蔵書や徳利が置かれてたりして雰囲気のある展示です。
お昼ご飯は町中華に変更。餃子で有名なお店「大連」さん。
羽根つき餃子の焼き餃子は鉄板。
茹で餃子も美味しい!
餃子全般、バランス良い優しい味わいで好みです。餃子はマスト!
他のメニューもリーズナブルで美味しいです。
日蓮宗の大本山の池上本門寺へ。
此経難持坂。
熱心な日蓮宗信者であった加藤清正の寄進によって作られたと云われる96段の石段。
日蓮大聖人説法像は昭和58年に建立された北村西望先生の作品。総アルミ製です。
「我日本の柱とならん 我日本の眼目とならん 我日本の大船とならん」
日蓮の「三大誓願」と呼ばれるもので、「私は日本の柱となろう。私は日本の眼となって見据えていこう。私は日本の大船となって人々を救済していこう」と誓ったお言葉です。
江戸時代初期に造立された加藤清正の室(夫人)の層塔。生前に逆修供養のために建てられました。
関東最古の五重塔。1607年に建立。
力道山の墓所もございます。
立派な大堂は昭和39年に再建。日蓮聖人はここ池上本門寺がある池上氏の居館で入滅(61歳)されましたが、現在でも日蓮宗はたくさんの信仰を集め、また日蓮宗から派生した創価学会や霊友会、立正佼成会など日本の宗教界に多大な影響を与えています。
メゾン・ド・プティ・フール。
オーボンビュータンのオープニングスタッフだった西野之朗さんのパティスリー。本店は駅から距離がある立地で営業しています。近くの公園で購入したケーキは食べますので、フォークをご持参ください。紙皿はこちらでご用意いたします。
一番のおすすめはヴァッシュ。
クリームチーズとフロマージュブランのケーキです。
和栗のモンブランも人気商品。
新田神社。新田義興公の御霊を鎮めるため1358年に創建されました。
石の卓球台がありましたり、
「矢守(破魔矢の元祖)」もあったり見所多数。
松竹蒲田撮影所の跡地。1920年から1936年まで松竹キネマの現代劇映画のスタジオとして稼働していました。
地元で人気のパン屋さん、トーチドットベーカリーでお買い物タイム。
デニッシュもハード系も豊富な品揃え。
タイヤ公園。西六郷公園はタイヤだらけなのです!
ゴジラ像!?
シン・ゴジラの上陸地点は蒲田だったそうで、「大田区VSゴジラ」というキャンペーンが2016年映画公開当時に行われていたようです。
我国最初のエレベーター専門工場誕生の地。めっちゃ地味に碑が建っていて笑えます。
7本の道路が交差する七辻。日本一ゆずり合いの交差点かも。
小岩の菅原橋交差点は数え方によっては11辻らしい。そのうち調査に行ってきます。
以上、こんな感じで大田区を自転車で巡っていきます。ツアー当日は詳しく解説していきますのでご期待くださいませ。