月に2回ほど開催しているチームセブンヒルズ企画で乾徳山に行ってきました。
山梨県は勝沼の北に位置する尖峰です。
平日なので渋滞なく行き帰りともス〜イスイでした。
乾徳山へはいくつか登るルートがあるのですが、
徳和から道満尾根を忠実に登っていくルートで。
傾斜は急なところが多いので歩きメインで標高を稼ぎます。
道満山。かずにゃ〜んこ!
樹林帯の急登が一段落するとカヤトの草原が広がります。
富士山や南アルプスの絶景を独占!
そして再び急登が始まると岩が多くなってきます。
髪剃岩でみんなで挟まれる〜。
この辺りから凍結した箇所が多かったのですが、
日当りの良い岩場はほぼドライコンデション。
鎖場らしい鎖場は2カ所あるのですが、コレが最初の鎖場。
写真では分かりづらいですが2段になっていて上部の方がやや難しめ。
そして2つめの鎖場。これを乗り越えると山頂というドラマティックな演出?
傾斜はそれほどキツくはないのですけど、岩のクラックに足をねじ込みながら登る系。
鎖場を満喫したら乾徳山(けんとくさん)の山頂。2,031m。
塩山駅北側にある恵林寺(武田信玄の菩提寺)を開山した鎌倉時代末期から室町時代初期の禅僧である夢窓疎石が修行した山としても有名です。
乾徳山から黒金山(くろがねやま)へ。
雪が積もった岩場下りが待ち受けます。
岩&鎖&雪。見事なコンビネーションで雪まみれじゃ〜。
登り基調の起伏のある尾根道をズンズン登りました。
後方の尖ったピークが乾徳山。
黒金山に到着。2,231m。
乾徳山から先は登山者が激減するので深山の雰囲気が漂う山頂。
甲武信、国師、金峰など奥秩父の雄大な山並みが広がる山頂西側のビュースポットで、
吹雪の演出つき(やらせ)の撮影タイム。
次々と被害者が・・・かけすぎだわ〜〜ん。
さぁスノートレランです。
積もったばかりのフカフカの雪が最高!
ひゃっほーーうっ!
そしてどこに踏み跡があるかよく分からない笹斜面の下り。
踏み跡が細い上に凍結気味なところも多くツルツルでした〜。
標高を下げると雪もなくなりますが、沢沿いの道なので石がゴロゴロ。
安全第一ペースで下っていきます。
綺麗な清流を何度も徒渉しながらの下り。
飛び石伝いに6〜7回ぐらい沢を横切ったでしょうか。
山を下りた所にある夢窓の滝。水量豊富で立派な滝です。
下山後は登山口から近い笛吹の湯にて温泉入浴。
打ち上げは恵林寺の隣にある食事処でほうとうやら焼肉やら。
夢窓疎石に所縁がある場所を訪れた「夢窓疎石トレラン」みたい。
眺望がよい(富士山遥拝)。渓流、滝など水の風景。
座禅の場としての洞窟、座禅石。
初期段階の修行場所の全ての条件を満たした乾徳山。造化の妙を体感!
皆様お疲れさまでした&ありがとうございました。