観光サイクリングin結城/入門
茨城県の西部に位置する結城。
奈良時代から続く結城紬。ユネスコ無形文化遺産リストに2010年に登録され注目を集めています。また結城氏〜水野氏が治めた結城城の城下町として発展した歴史ある町なのです。公共施設を中心に近代的な建物もユニークな町の魅力となっています。
まずはまるでお城な結城病院。
見世蔵をイメージした結城東中学校。
鎌倉〜戦国時代に結城を治めた結城一族の御廟。
今は公園となっている結城城を散策。
そして寺巡り。
築100年の煉瓦煙突。
ランチは真盛堂で赤飯セットと甘味をペロリ。
お土産を物色していましたら「トマト大福」という興味をそそる逸品が。
3ヶ月前にアド街ック天国で取り上げられ翌日はバカ売れだったそうで、
それまでは1日5個ぐらいの売れ行きだったとか。
というか放送翌日は結城の和菓子屋の餡子が尽きてしまったという噂も(笑)。
結城の町には明治期に建てられた蔵などが多く残っています。
創業天保3年(1832年)の歴史を持つ秋葉糀味噌醸造。
ちょうど作業が一段落したようで内部を案内していただきました。
やっぱりステンレスタンクより木桶だよね〜と再確認。
醤油にしろ味噌にしろ菌が作るものですから、菌が住むつくことができる木の方が味の個性や深みが増すし栄養価も高い。でも衛生面の理由で行政からはステンレスの使用を推奨されているとか。何だかね、どうなんでしょう・・・。
手作り万歳!近くにお越しの際は秋糀葉味噌醸造に是非!
そして最後は結城紬。江戸時代を感じる佇まいの奥順さんにて。
この建物では現在も結城紬の商取引が行われています。
電卓とかではなくソロバンで計算しているそうです。
結城紬は動力を利用せずに全ての工程をハンドメイドで作られる絹織物。
時間、手間、経験が必要な結城紬は軽くてしなやか。
その分、お値段もお高いのですが、そのうち結城紬の着物を着こなしたいものです。
昭和49年に放送されたNHK朝の連続ドラマ「鳩子の海」の舞台になった建物にて。
歴史と文化が素晴らしい結城。ご興味のある方は訪れてみて下さいね!
ツアーとしても定期的に開催してまいりますので、
ご都合がつきましたら次回以降の結城ツアーもよろしくお願いいたします。
ご参加いただいた皆様、遠方よりお越しいただきありがとうございました。