栃木県益子は益子焼で有名ですが、戦火を免れた室町時代あたりに建造された歴史ある寺社がたくさん残っていたり、オサレなカフェやパン屋さんがあったりと、東京からふらっと日帰り旅行をするにはもってこい!な町です。広範囲なので車または自転車じゃないと回りきれないのが難点ですけど、何度もじっくり訪れたい魅力溢れる町です。
さて、本日はトレランがメインなので、益子の山々をいくつか登るプラン。
三部構成で、トレラン、車で移動、トレラン、車で移動、トレラン、というパターン。
第一部は「雨巻山周遊トレラン」
益子町の最高峰の雨巻山(533.3m)と周辺の山を時計回りに縦走します。
大川戸〜足尾山〜御嶽山〜雨巻山〜三登谷山〜大川戸というルート。
最初に目指す足尾山へは沢コース(尾根コースも有り)を登っていきました。
特に滝っぽいところもあるわけではなく危険個所なく足尾山へ。
ただ途中、斜面が崩れそうな箇所もあったので事前確認はした方がよさそう。
まずは1座目の足尾山(413m)。
少し下って急斜面を登り返すと御嶽山。
2座目の御嶽山(433m)。
ここから雨巻山へは細かいアップダウンの連続。
トレイルランするには丁度良いぐらいの細かさで、ヤル気のある時でしたら全部走れちゃいそう。この日はおしゃべりしながらでしたので、登り返しは早歩きでした。
「猪転げ坂」という急坂。階段ではなく細かいピッチでジグザグ登山道がついています。昭和の時代に十円玉を転がすゲーム(遊具)があったよねぇ。と連想。
益子町の最高峰である雨巻山(533.3m)に到着。3座目。
テーブルやベンチがたくさんありランチするのに最適な山頂。
私達はまだ時間も早いこともあり、少し休んで縦走再開。
基本的には緩やかで走りやすいアップダウンの連続。
たま〜に岩場や崖っぽいところもあります。慎重にいきましょう。
4座目になる三登谷山(433m)。
ここから大川戸へ一気に下って周回コース終了。
コンパクトながら自然の奥深さを感じる好ルートでございました。
車で移動して第二部は「芳賀富士」
ご当地富士はあちこちにありますが、なかなかどうして富士山らしい山容を誇り名前負けしていません。昔から信仰の山として崇められていたのでしょう。
芳賀富士(271m)山頂。本日5座目。
単純ピストンはつまらないので、こちらも周遊するルート取りに。
ルート自体は良かったんですけど、花粉が大量に漂っていました。
思いっきり吸い込んでしまったので、花粉症の私は薬を飲んでいても許容範囲越えで発症。夜までずーっと辛い一日になりました。芳賀富士恐るべし〜☆
最近よくみる光景になりつつあありますね。すんごい土埃だこと。
さておき第三部です。
西明寺から高舘山(302m)を単純ピストン。戦国時代の山城跡として山頂付近は土塁など観察することができます。また、西明寺は歴史ある建造物が多く残っているので是非じっくり見学したいところです。珍しい笑い閻魔もいますよ。
益子市街に戻って「つかもと」さんに立ち寄りました。
作家館ギャラリーで「松村仁団望作陶展」が開催されており、「おおっ、いいなぁ〜」とずーっと眺めていたら、何とご本人が色々とご説明していただく展開に。とても話が面白く謙虚で素敵な方でした。金太郎飴のような工程をする練り込みをやられる技術の高い方。入賞した作品がたくさん展示されておりました。ン十万するのでさすがに手が出ませんが、日常で使うお茶碗を購入させていただきました。1500円とリーズナブル!
次回は湯呑みも買いたいなぁ・・・松村先生、ありがとうございました!
作品にご興味ある方は、ギャラリーしのざきのHPをご覧下さい。
下山後の温泉は真岡井頭温泉。
大型のバーデ・プールも併設されている大きな温泉施設。
地元の人達にとても人気なようで、平日なのに賑わっておりました。入浴料は700円。
夕食は鰻・なまず・鮎の本宮前さんで。
うな重。
なまずの天ぷら定食。
値段がとにかくリーズナブルな本宮前さん。美味しかったです。ご馳走様でした。
という感じで益子を満喫。お疲れさまでした&ありがとうございました。
次回チームセブンヒルズの平日企画は4/10(水)残雪の高原山トレランです。
ご都合つきそうな方は是非〜☆
詳細はコチラより。