観光サイクリングツアーで結城まで行ってきました。
イケメンパラダイスのロケ地にもなった結城病院はシャトー。フランス旅行に行った気分♪
結城うどんも名産です。創業は江戸時代のにしむらさん。小麦を生産地ごとに変えて商品を作っています。優しいご主人でほっこりしました。お近くにお越しの際は結城うどんを是非ご賞味くださいませ。
結城朝光を始祖とする結城氏歴代の墓所。結城氏の歴史を熱烈解説!
結城合戦の舞台になった結城城の本丸にて。
ランチは昭和レトロな定食屋さん。メニューの数が豊富すぎ!
ご夫婦で切り盛りされていて癒しの食事となりました。
こういう食堂は東京近郊には少なくなりましたよね〜。
地方ならではの魅力だと思います。
結城は寺社が多い。
与謝蕪村が約10年ほど住んだ(お世話になった)弘経寺。唐破風の突き出し方が立派です。
与謝蕪村についても要所を押さえながら軽めに解説。
孝顕寺の立派な山門は1726年のもの。
結城氏のルーツで小山3兄弟の結城朝光の墓所。晩年は親鸞に傾倒したようです。
佐野は天明鋳物の金仏さん。
秋葉麹味噌醸造さんでお味噌のお買い物タイム。
真盛堂さんで和菓子の時間。
なんとゆでシュウマイという変わり種があったので食べてみました。
グリーンピースがシュウマイ感を演出してて良いです。お味も美味しかったです。
結城の和菓子と言ったらゆでまんじゅう。
美味である。
街並みがどこを切り取っても結城ならでは。
たくさん現存している見世蔵巡りはウォーキングで。
異彩だった洋館テイストの増田書店さん。残念ながら廃墟になっています。
結城といったら結城紬。
結城紬の問屋さんである奥順さんで結城紬のお勉強をしてきました。
体験スペースもあります。
「真綿で首を絞める」の語源である真綿。
綿といってもコットンではなくシルクです。屑繭を重曹を入れたお湯で煮て、袋状に広げてから糸をつむいでいきます。ねじりを入れない無撚糸の織物は結城紬が世界で唯一。日本のみならず世界に誇る結城紬なのですよ〜!
軽〜〜〜い。
本場結城紬の反物は無地で60万円〜、柄物になると1000万円ぐらいのものまであるそうです。量産型の石下結城紬は一部工程で機械を導入しているので価格は1/3ぐらいに抑えられているそうです。風合いの素晴らしさは、やっぱり本場結城紬に軍配が上がります。丁寧にご説明いただき感謝です。出世したらみんなで本場結城紬の反物を購入して着物を誂えましょう。
シュール度高めの増田書店をバックに撮影タイム。
結城駅へラストスパート。
観光物産センターでは地機織の実演中。体全体を使って織り上げていきます。
聞くと6年ほど地機織をやられている熟達者。地機織の構造は古墳時代から使われているそうです。結城紬は歴史を頑なに守っていて奇跡のような織物。日本各地の生産地が商業主義に走る中、完全ハンドメイドで織られていることを我々日本人はもっと知らなくてはいけないと思います。
結城氏、与謝蕪村、結城紬を中心に歴史豊かな結城の街をサイクリングしてきました。
ご参加の皆様、遠くまでお越しいただきありがとうございました。毎月どこかしらの街で観光サイクリングツアーを開催していますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。