残雪の大菩薩嶺

Team7「残雪の大菩薩嶺」（初級）

月に２回のペースで開催しているチームセブンヒルズ企画。
３月の週末企画は「残雪の大菩薩嶺」。中央自動車道で勝沼まで行ってまいりました。

大菩薩嶺は上日川峠まで車が入ると手軽なトレッキングコースとなる山ですが、
上日川峠までが通行止めなこの時期は下から登るしかなく本気な人限定。
しかも雪がしっかり残ってるであろう北側の丸山峠経由で登りました。

丸山峠まではもちろん登りばっかり。天気も良く尾根道でグイグイ標高を稼ぎます。

登山者の少ないこの時期でも丸山荘は営業しておりました。

丸山峠から大菩薩嶺を目指します。

この辺りから凍結個所がチラホラと。
例年５月上旬まではこの辺りは凍結個所がありアイゼンは必須です。

南アルプスもバッチリ望むことができました。
写真中央が白峰三山（農鳥岳〜間ノ岳〜北岳）。綺麗でしたねぇ。

ここで少しアトラクションタイム。北面の沢筋に下りて雪と戯れました。
ズボズボで楽しかったです。

わ〜〜〜い！ってな具合で楽しんだ私達。

再び大菩薩嶺を目指す私達。（遊んでたら山頂に着かないもんね・・・）

凍結個所ばっかりになったところでジャーーーーン！
チェーンスパイク装着。

チェーンスパイク便利です。着脱が容易というのが特に素晴らしい。
グリップ抜群でちゃっちゃか山頂へ登っていきます。

大菩薩嶺の山頂（2,057m）に到着。ポカポカでゆっくり休めました。

ここでお洒落系な行動食をご紹介。
東急東横線と副都心線が乗り入れた最近ですが、渋谷の東急フードショーのテナントに入ったばかりのナッツベリー。ドライフルーツやナッツを販売。超絶美味しい！

これから向かう大菩薩嶺から大菩薩峠へは陽当たりのよい南面になるので、
大菩薩嶺から150mぐらいだけ凍結のトレランを楽しむことができました。

岩場に出ると富士山の絶景が！

これぞ大菩薩という風景。たおやかな尾根。クリーミーな草原。

空も岩も富士山も南アルプスも全て最高！

こんな素敵なロケーションを独占できるのだから雪の残ってる時期は格別です。

尾根を真っすぐ緩やかに下っていきます。

たま〜に岩っぽいところもあるよ！

大菩薩峠に到着。ターーーッ！
青梅から甲府に抜ける古の街道なのである。

中里介山の未完の長編時代小説「大菩薩峠」の舞台になった峠。
木の枝を持って「ターッ」と興じる私。机竜之助になりきっているのでした。
大好きな映画監督のひとりである岡本喜八監督の「大菩薩峠」。名画です。
最後の殺陣シーンは圧巻。音楽の佐藤勝さんもさすがの仕事ですよ。
機会がありましたら是非そのうち！

大菩薩峠から上日川峠までは特に難しい箇所はなくスピード系。

下りの途中で走ってきた稜線を振り返りました。

何て走りやすい道なんだ〜！と感動するほど。フカフカしてて脚に優しい！

下ってる途中の倒木でひと遊び。
ピョンピョーンと飛び跳ねてみたものの、
痛めていたふくらはぎがまた悪化。でも楽しいからいいもんね〜！

ピョーン！

ピョーン！

と、みんなカッコヨク決まりました。イエイッ!!!
動画も撮ったのですがアップする余裕がないのでまた後日にでも〜。

裂石まで古の街道を楽しむ私達。岩がスパイスになってご機嫌なトレイルでした！

下山後の温泉は大菩薩の湯。3時間以内600円。

ツアーがスムーズに進行したので時間的に余裕がありワイナリー巡りする展開に。
みんなで勝沼ワイナリー事情を検索中。下調べって大事だもんね。

私はブルゴーニュとシャンパーニュ専門という少々高飛車なワイン飲みなので、
日本のワイン事情は遠い記憶になってしまっているのですが、
グレイスワインには良い印象が残っていたので、とりあえず行ってみました。

無料、有料の試飲があり、かなりの数のワインを楽しむことができます。
ワイングラスでいただけるのはありがたいですね。

じゃーーーん！結構な量を試飲させていただきました。
美味しかったようです！（私はドライバーのため、この時に勝沼事情を検索中）

次に向かったのがフジッコワイナリー。
ここはプラスチックの試飲用カップを渡してもらい、アレコレ自由に飲むことが可。
それもかなりの種類をセルフで試すことができるのだ。
アルコールを飲めないドライバーにはジュースとデザートが用意されているのが嬉しい。

当初予定していた夕食の場所がワイナリー巡りをしたためにだいぶ遠くに。
古民家を利用したほうとう屋さんに急遽変更。

勝沼のワインを飲むこともできますよ。

ほうとうも美味しかったです。体も心も温まる！

皆吉さん、ご馳走さまでした〜！
ご参加いただいた皆様もお疲れさまでした＆ありがとうございました。
また遠くの山で遊びましょう〜♪

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