遊びが仕事・・・仕事が遊び・・・
うーむ、どっちがどっちだろね。
でも、ハンパにやってないということでご容赦下さい。
ということで仕事(遊び)に行ってまいりました〜。どっちやねん。
最近、めっぽう冷え込んでるじゃないですか〜。
わたしゃ気後れしちゃいましてね。あまり濡れずに寒くない沢に行こうと昨日決め込んだのです。だって寒いんだもの。事前の候補は奥多摩湖近くの峰谷あたりとか丹沢湖のウエストサイドとか候補に挙げてたんですけどね。あまりの冷え込みだもの。しょーがない。
どこに出向いたかというと表丹沢の水無川エリアでございます。
沢をやらない方に分かりやすく言うと大倉の少し奥の沢にインです。河原が広い。
さて入渓です。初っぱなから倒木パラダイス。
2つ目の滝も倒木パラダイスでございました。
そして堰堤登り。これがなかなか手強いのだそうです。
私達の感想としては「ま、少し嫌といえば嫌という気もするね」でしょうか。
この沢は前半から全開です。傾斜のキツイ沢で小気味よい滝登りがポンポン現れる。
ベン・ジョンソンばりのスタートダッシュです。
やっと土砂&倒木の影響が少ない綺麗な滝だ!
水流も登れるのだけど、水流の左壁を濡れることなくリードで登りました。
A0になっちゃうので微妙なんだけど。水流登った方がナチュラルで達成感あるかもね。
でも、この沢はヒルが多いんですよ。だから遡行時期は基本的に春か晩秋になりがち。
そうすると水流攻めは寒いという悩み深き問題があるのです。
その上は綺麗な小滝。
堰堤だー。この沢は3つぐらい堰堤ありでした。
この上は一旦沢が枯れます。いわゆる伏流水というやつですね。
土砂や倒木が目立つんですよね。これは1950年代に植林政策をした影響なのですよね。杉&檜をばかばかと植えたことによって下草がなくなって崩れやすくなっちゃったんですよね。だから丹沢の沢は50年前と比べると一変してしまったんだろうなぁと溜め息が出るばかり。土砂崩れが少なければ美しい渓相なんだもの。
と、少しばかりセンチメントに浸ったところでガラガラ帯を突破。
単調なところが少なく沢自体のポテンシャルは高い。
ロープを出すまではないのだけど、小滝の連発度は好印象。
にゃは。
涸滝登りも十分に楽しめる。
と、仕事なのか遊びなのか分からない沢登りを普通に満喫。尾根に突き上げて終了。
大倉尾根に突き上げようかとも思ったのだけど、どっちみちこの左岸尾根を下る予定だったので、左岸尾根に突き上げたところでそのまま下山。この左岸尾根は忠実に尾根を辿っていれば転落するような急傾斜にはぶつからないのだけど、支尾根が分岐するところもあるので読図できる人限定です。
最後の方は林業の方の踏み跡が明瞭で楽々に下山でした。
さ、足を洗おう〜っと。
パート3の候補だったのだけど、ん〜微妙。インパクトに欠けますね。
表丹沢Cのショートバージョン(滝登り満喫プラン)でいきましょうかね。
うん、そうしよう。