チームセブンヒルズ企画で新潟県の越後駒ヶ岳に行ってきました。
標高の高い枝折峠(1065m)まで車で上がって山頂をピストンする人が多い越後駒ヶ岳(2003m)ですが、我々はトレランですから手応えがもうちょいある駒の湯(370m)から登ります。枝折峠から単純ピストンは何回かしたことがあるのですが、あんまり面白くないんですよ。尾根道をダラダラと長距離歩いて山頂を踏む変化に乏しい山行と言いますか。今回、登山口にした駒の湯は歴史ある場所。駒の湯〜明神峠〜銀山平を通る銀の道は、江戸時代に銀の採掘で栄えた銀山平から銀を運ぶためにたくさんの人が通ったんです。もっと古い話では、平安時代末期に尾瀬三郎房利が京を追われ、銀の道を通って会津に逃げたなんて逸話も。実は交通の要所だった駒の湯付近でした。今はひっそりしていますけれど。吊り橋を渡って登山道に取り付きます。
男は黙ってタンパーニ。ひたすら急坂登り。
自然豊かでございます。
イワカガミ。
中間点である小倉山の手前あたりで景色が抜群になってきます。
イワウチワ。
カタクリ。
ショウジョウバカマ。
ツバメオモト。
シラネアオイ。
ミヤマカタバミ。
ナエバキスミレ。
小倉山から越後駒ヶ岳までの稜線は展望のスカイライン。
にしても、雪すくね〜!半年前にこのツアーの企画をした時は、もっとドッサリ雪が積もっていて、このあたりは残雪サクサクのハズだったんだけどなぁ。例年より1カ月ぐらい融雪が進んでるんじゃないでしょうか。
アズマシャクナゲ。
ハクサンコザクラ。
駒ノ小屋から上部は積雪。雪の方が涼しくて良いですわね。
暑〜〜い日でしたので助かります。
じゃーーーーん!山頂〜。
標高差1,600mの登りも終了。あとは下りでございます。
眼下に登ってきた尾根道が丸わかり。
駒ノ小屋。水がドバドバで助かりました〜。
オンオフMIX。
ちょっとゴツゴツしてる稜線。
下るにつれて斜度が増して急下降に。
小倉山から駒の湯までは、たまに急なところがありますが、走りやすい登山道。大きな山の中では快適な部類に入るかと。
ルンルンル〜〜ン!
ほいさっさ〜。
標高差1,600mを一気に下る私たちでした。想定より少し早く下山。優秀でございます。
温泉入浴は開湯1300年の歴史を誇る大湯温泉のユピオにて。
打ち上げは小出でラーメンをサクッと。
ラーメンあづまや本店さん、ごちそうさまでした!
雑学の神様であられまするDさんが「あづま・・・古事記・・・我が妻よ!」と流石な話に持って行きましたが、この時代の考察には「古事記」「日本書紀」以外にも、「竹之内文書」「旧事本紀」「ホツマツタヘ」「上記(うえつふみ)」「富士宮下文書」「九鬼文書」「古語拾遺」も興味深いんですよね。捏造、偽物と烙印を押されがちですが、神代文字とともに、私には偽物と言ってる奴が偽物という気がなんとなくしま〜す。なんとなく、ね。というこって、今回も長距離すぎる山行お疲れ様でした〜〜!!!
本日の動画まとめ!
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