観光サイクリングin新百合ヶ丘の下見に先週行ってきました。
走行距離は短めですが、坂が多いので運動量はかなりありますね。ご参加の皆様は頑張りましょう〜!まず最初は王禅寺へ。「東の高野山」とも呼ばれ創建は757年とも伝えられる古刹です。
日本最古の甘柿の品種といわれている「禅寺丸柿」が鎌倉時代(1214年)にこの寺で偶然に発見したとされる。樹齢450年の禅寺丸柿の原木(ひこばえ)が境内に保存されています。昭和10年に北原白秋が王禅寺を訪れ長歌を詠っています。
「柿生ふる柿生の里 名のみかは禅寺丸柿 山柿の赤きを見れば まつぶさに 秋か闌けたる」
徳川家康によって「王禅寺丸柿」と名付けられ、後の元禄時代頃に「禅寺丸柿」と呼ばれるようになり、江戸時代には柿の品種の王様として大変な人気を誇っていたそうです。
月読神社。天照大御神、須佐之男命とともに三貴子である月読命ですが、月読神社は数が少なく日本全国で12社ほど。川崎市麻生区の月読神社は1534年の創建です。
浄慶寺の開山は1615年。愉快な羅漢像が出迎えてくれます。
音楽鑑賞。あじさい寺としても有名。
境内には秋葉神社も。たくさんの石像をみるだけで心和みます。徳川家康の実母(於大の方)の菩提寺である傳通院から移された可愛らしい目をした狛犬も必見です。
武相荘。白洲次郎と白洲正子が太平洋戦争真っ只中の昭和18年に鶴川に引っ越し暮らした邸宅。武蔵と相模の境という立地と無愛想をかけて名付けたようです。
混雑具合によりますが武相荘のレストランで食事を予定。おすすめは武相荘のカレー(海老またはチキン)。2100円とちょっと高いですが、雰囲気代も含まれてますからね♪
ミュージアムには白洲次郎&正子の愛用品の数々が展示。吉田茂から譲り受けたという皮張りのソファ、正子の書斎&器&着物。・・・文化レベル高すぎです。さすがホンモノを知る夫婦。
白洲次郎は神戸一中時代から晩年までスポーツカーを乗り回していたらしい。日本で最初にジーパンをはいた人。プリンシプルが口癖。破天荒な生き方を貫いたお方でした。何から何までオシャレな武相荘を満喫。
修廣寺は1430年頃の開山。
「天童山の典座和尚と若き日の道元禅師」の石像。
道元の著作である典座教訓の一節ですね。
ウィーンの「デメル」ほか、スイス、ドイツで修行し、新宿の「中村屋」でシェフを務めたのち1988年に「リリエンベルグ」をオープンした横溝春雄さん。まず建物が可愛い。
そしてお菓子もクラシックな味わいで美味しい!
源義経&弁慶ゆかりの二枚橋。
細山神明社。鳥居をくぐり階段をおりた所に社殿があるという「逆さ大門」が珍しい神社。関東で他には群馬県富岡市の貫前神社と板橋区西台の西台天祖神社があります。
推定樹齢800年の千代ヶ丘タブノキ。立派です。
香林寺は1525年の開山。観音像がズラリ。
1987年建立の五重塔。圧巻です。
最後はエチエンヌ。「グランドハイアット東京」で製菓長を務めた藤本智美さんが2011年にオープンしたお店。味は抜群!どれも最高に美味しいです。特に紫のケーキが美味しかったなぁ♪2007年世界最高峰『クープ デュ モンド ドゥ ラ パティスリー』の優勝作品パティスリーエチエンヌのスペシャリテ「リベルテソヴァージュ」もオススメ!
という流れで新百合ヶ丘近郊をサイクリングします。ツアーではもっと詳しく解説していきますのでお楽しみに!