観光サイクリングin横須賀の下見

観光サイクリングin横須賀/初級

DSC00635

観光サイクリングは横須賀です。
堀ノ内駅に集合し、まずは走水へ。明治9年(1876)、横須賀造船所の用水を確保するためフランス人技師ヴェルニーが、走水の豊富な湧水を利用し約7kmの水道管を敷設しました。

DSC00641

明治35年(1902)に完成した煉瓦造貯水池。

DSC00668

走水神社へ。古代の東海道は走水から船で房総半島に渡りました。

DSC00669

ヤマトタケルノミコトとオトタチバナヒメの悲劇が伝えられている神社です。

DSC00682

観音崎の浜辺の隧道。嘉永5年(1852)に掘られたトンネルで横須賀市内最古です。
観音崎は黒船の来襲に備え台場を整備した際に造られました。

DSC00704

日本最初の洋式灯台である観音埼灯台。こちらもフランス人技師ヴェルニーよって建設されました。
初代は明治2年(1869)完成、大正11年(1922)の地震で壊れたため取り壊し。
2代は大正12年3月15日(1923)再建、同年9月1日の関東大震災により崩壊。
3代は大正14年(1925)再建、現在も活躍中です。

DSC00735

28サンチ砲台への隧道。明治15~17年頃(1882~1884)に造られました。
観音崎第三砲台への道路として建設。レンガ積みが美しいです。

DSC00742

観音崎第三砲台跡。

DSC00651

走水第二隧道。明治15年(1882)完成。
最初は走水の水源地から横須賀製鉄所への水路隧道として掘られ、後に車道としてトンネルを拡張。現在の海岸線の道ができるまで、この隧道が国道16号でした。

DSC00654

走水第一隧道。明治16年(1883)完成。
走水隧道は横須賀市内で車が通る隧道の中では最古のものになります。

DSC00744

うみかぜ公園に移された第三海堡の大型兵舎。
東京湾に砲台を設置するために築かれた人工の砲台島は3つありましたが、この第三海堡は水深約39mで潮流も激しく難工事でした。明治25年(1892)から造り始めて大正10年(1921)に竣工。しかし2年後の関東大震災により倒壊、そして沈降。大正14年(1925)に除籍となりました。壊れた状態のまま放置されてきましたが、航行安全のため平成12~19年(2000~2007)に撤去作業が行われました。

DSC00791

昼食はTSUNAMIさんを予定。混雑時は近隣のお店になるかもしれません。

DSC00796

ハンバーガーは間違いない美味しさ。
パティが227gと113gから選べます。スペシャルバーガーはアメリカンサイズの227gのみなのでガッツリ喰らう系ですね。

DSC00762

年棒1億円といわれるフランス人技師のヴェルニー。
アメリカが南北戦争中でしたのでフランスから技師を呼んだとか。ヴェルニー公園を散策します。

DSC00768

鉄は熱いうちに打て。
横須賀製鉄所で使用されたスチームハンマー。オランダから輸入されました。

DSC00798

比与宇隧道。軍事用引き込み線として昭和20年(1945)完成。列車から弾薬の積み下ろしが行われていました。トンネルから田浦駅方面に少し進んだ所にある線路が直角に交差している跡も珍しい。

DSC00803

田浦駅から安針塚へ車道を登っていきます。急傾斜なので「のの字坂」でループ登り。

DSC00809

浦賀みち最大の難所である十三峠を越えて安針塚へ。
徳川家康に外交顧問として仕えたウィリアム・アダムス夫妻の墓。

DSC00814

坂本隧道。元々は水道トンネルとして大正10年(1921)に建設。後に車道として開放されたため、車が通る隧道として横須賀市内最小級で一方通行になっています。

DSC00818

菓子工房モリさんでお土産タイム。
カレーマドレーヌという珍しい逸品がございます。

R0002184

マドレーヌなのにめっちゃカレー味!ネタ枠かと思いきやバランス良いお菓子で普通に美味しいです。
下見ではお店が休みで伺えませんでしたが、最後はミカサカフェでチェリーチーズケーキをいただく予定です。お腹に隙間がある方は召し上がってくださいね!

当日はいつものようにさらに詳しく解説していきます。
横須賀でお待ちしていま〜す!


アバター画像

池ヶ谷 誠 について

セブンヒルズアドベンチャー代表。東京近郊でアウトドアツアーを企画運営。MTB・トレイルランニング・シャワークライミングなどマルチにガイディングしています。1973年神奈川生まれ。
カテゴリー: 観光サイクリング パーマリンク

コメントを残す